源光寺の高野槙



 源光寺の境内にある葛西家御霊屋の脇に高野槙の大木があります。

この槙は葛西家 初代 葛西俊信公が参勤交代の際に、江戸より持ち帰り植えたものと伝えられています。

俊信公が江戸から持ち帰った3本の槙は、源光寺に1本、葛西家山崎館に1本、飯野川居館(現:飯野川小学校)の心の字型の池際に植えたとされています。

飯野川居館の槙は、成長し、親しまれていたようですが、大正年中に台風で倒れてしまったそうです。

葛西家山崎館の槙は、植えて間も無く枯死したとのことで、その後代わりに植えた杉の木が育っているようです(未確認)。(参考文献:わがふるさとの町飯野川,1965)

そのため、源光寺の槙が葛西公ゆかりの現存する槙となっています。


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