源光寺の山門

 




車で上る裏参道を利用される方が多いと思いますが、表参道には石段、そして山門があります。

山門は、寺院境内に設けられた表門のことを指します。門の造りは様々な門がありますが、源光寺の門は、一般に「楼門」と呼ばれる形式で、葛西公の菩提寺であることから立派な造りになっています(参考:寺社建築の豆知識)。

山門は「三門」と呼ばれることもあります。
本堂を涅槃(悟り、あるいは浄土)と見立て、そこに入るため「三解脱門(空門・無相門・無願門)」を通るという意味があります。

全ての存在は移り変わり(空)、そのため定まった形がなく(無相)、ゆえに執着することがない(無願)という意味です。

厳しい季節は別として、お時間のある時はぜひ山門をくぐってみられてはいかがでしょうか?

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