経木塔婆(きょうぎとうば)
法要で使用する卒塔婆は板塔婆とも呼ばれ厚さが1cm程度ありますが、
経木塔婆は1mm程度の薄い塔婆です。
長さも卒塔婆に比べて圧倒的に短くなっています。
源光寺では、経木塔婆はご自宅にお持ちいただき、お仏壇におまつりいただきます。
1年間おまつりした経木塔婆を翌年のお盆に再びお寺に持参いただき、お焚き上げにして、
新しい経木塔婆をお受け取りいただくという慣習になっています。
この経木塔婆は地方によっては「水塔婆」とも呼ばれているそうです。
経文の一説や法名を書いて川に流して亡くなった方々を弔う風習によるのだそうです。
また水槽につけて供養するなどの方法を取られることもあるようです。
そういった「水回向」を行うことから「水塔婆」と呼ばれるようになったとの説が
あるようです。またこの薄い形状も川に流しやすいようにということかもしれません。
(諸説あるようですので、参考までに)
どうぞお盆の合同供養、またご自宅でもお念佛をおとなえしてご先祖様はじめ
一切精霊の供養をしていきましょう。
コメント
コメントを投稿