盂蘭盆の語源

 


皆様こんにちは。

アクセスが増えており、嬉しい限りです。

「盂蘭盆」の元となっている「盂蘭盆経」については、すでにプリントで紹介しましたが、

お盆のプリント

『そもそも「盂蘭盆」とはどんな意味?』というお尋ねがありましたので書いてみたいと思います。


新纂浄土宗大辞典によりますと、「盂蘭盆」の語源は6つあるとあります(多いですね)。

有名なものには、

①「ウランバナ」(さかさづりの意味)を起源とする説

②「お盆(盆器)」を起源とする説

③イラン系の言語の「ウルバン」(霊魂の意味)を起源とする説

などがあります。


最近は研究が進み「盂蘭」が「ご飯」と解釈できるそうで、続いて「盆」とくるので、

「ご飯をのせたお盆」という説が有力になっているそうです。


いずれにしても、古来から、また民族や人種を超えて、「霊魂」を崇めて「ご飯」を差し上げる習い供養が続いていることが、すごいことだと感じます。


今日の18:00合同棚経で、今年のお盆の合同供養は最後となります。

どうぞよろしくお願いいたします。

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