ご年始(藪入り)


 コロナ禍でのご年始は2回目となります。

以前であれば、お茶を飲みながら皆さんとゆっくりお話しする1/16ですが、

今年も写真のようにペットボトルのお茶とお菓子、みかんをお持ち帰りいただきつつの

ご年始でした。


毎年1月16日は源光寺ではご年始の日として、皆様におこしいただき、年回表を見ていただきながら、新年のご挨拶をさせていただく機会となっていました。

タイトルにもありますように、俗にこの日は藪入りと呼ばれることがあります。

この藪入りは江戸時代に広まった風習で、住み込みで働く奉公人や嫁いだお嫁さんが正月は多忙で帰省することができませんが、この日はお休みとなり帰省するという風習があったそうです。

他にも「初閻魔」と呼ばれる閻魔様の縁日とも言われます。この日は地獄もお休み?になるくらいの日ということもあって、職人さんなどはこの日は仕事をしない日としている業界もあるようです。


来年はコロナ禍が収まっているといいなぁとただただ願うばかりです。