二十日盆、晦日盆・・・
8/16、「送り盆」が終わりました。 お参りにきていただいた皆様、ありがとうございました。 新型コロナウィルス感染予防という形での実施でしたが、 皆様の協力もあり、大きな混乱なく棚経を終えることができました。 受付対応してくださいました、総代さま、世話人の皆様にも改めて感謝申しあげます。 さて、「送り盆」も終わったので、お盆は終わり・・・ではなく、お盆はまだ続きます。 昨日は「二十日盆」でした。 東北地方で残っている風習で、特に秋田地方では夜に門外で火を焚き、握り飯や餅を焼き、病気にならないように祈る風習が残っています。 他にも・・・ 私の出身の新潟では13〜15日を「表盆」とよび、16日や20日、24日を「裏盆」と呼び、赤飯を食べたりします。 八月の終わりは「終い盆」あるいは「晦日盆」といわれ、お盆の月が終わりを迎えます。 といいつつ・・・ 「八朔」といって、月をまたいでお盆の行事の締めの締めといった行事があったりして、富山では有名な「おわら風の盆」が9/1〜9/3に開催されます。 まさに八月はお盆の月ですね。お盆行事の奥深さを感じます。 参考文献:藤井正雄「盂蘭盆経」講談社